個人情報保護法

いやー、最近面白くなる一方ですね。一害有って百利無しを地で行くような状態になってる。あ、個人が電子的なプライバシーの重要さに気がついたってところが利点かな。今回の国勢調査でも、やめる職員続発したり、ノイローゼ気味になったり。まぁ、この法律と真逆な調査だしね。記名式だし。教育の現場でも、例えば小学校の連絡網の前後2,3人の電話番号しか教えてもらえなかったり、担任の住所も教えてもらえないし。教師も教え子の年賀状なんてウザイと思ってたのかな。結局誰が得する法律なのかねー。あ、政府かも。罰金で潤う?悪徳業者というか、その手の名簿屋は闇に滅してしまった気がするし。地下潜航されたら掘り返すの大変だし。悪い奴はのさばって、真面目(だけど間抜け)な企業が損をするのかな。でも、回り回って個人も損すると思うけどね、人と人との関係がどんどん稀薄になっちゃうし。5年、10年経ったら凄い事になってそうな気がする。とりあえず、今年からの国勢調査の結果はあんまり信用の置けない数値になる事は確実な気がする。日本の人口1億切ったりして(笑)。そんな場合どうするのかな?そうならないように市町村の職員が泣きながら調査票の記入をお願いするのかな?そういえば、今年の尼崎の事故での病院の対応が個人情報保護法を盾に入院者の名前を発表しない所もあったけど、これって、大震災が起きた時生き別れになったり再び会えるまで半年、1年かかったりするので、その辺のフォローな条項を盛り込まないと駄目だと思うぞ。や、そもそも企業に対しての法律なので、役所や公的な病院は関係ないんだけどね。教育の現場だってほとんど関係ないんだけどねぇ。過剰反応する国民性というか、臭い物には蓋というか、悪い方、悪い方に転がってるとしか見えないね。